エンカウンター (蒸気コルベット)

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エンカウンター
基本情報
建造所 ペンブローク工廠(Pembroke Dock
運用者  イギリス海軍
艦歴
進水 1846年9月24日
退役 1864年
最期 1866年解体
要目
排水量 1,934トン
トン数 953bmトン
長さ 220 ft 5.5 in (67.196 m)
推進 360馬力
1軸スクリュー
乗員 225人
兵装 14門
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HMSエンカウンター(HMS Encounter)は、イギリス海軍蒸気スクリューコルベットで、1854年に長崎で日英和親条約が結ばれた際に来航していた4隻のうちの1隻。また1861年には幕府の依頼を受け対馬に赴き、芋崎を占拠していたロシア軍艦ポサードニクを退去させている。

艦歴[編集]

  • 1846年9月24日:ペンブローク海軍工廠にて進水。
  • 1849年9月7日 - 1852年9月15日:特定任務。艦長はジョージ・トーマス・ゴードン大佐
  • 1852年9月16日 - 1858年2月19日:東インド・中国艦隊所属。艦長はジョージ・ウィリアム・ダグラス・オキャラハン大佐
  • 1859年9月22日 - 1864年8月3日:東インド・中国艦隊所属。艦長はロデリック・デュー大佐。
    • 砲艦バウンサー及びスナップを護衛。太平天国の乱に参加
    • 1861年8月28日、幕府の依頼を受け、砲艦リンドーブと共に対馬芋崎を占拠していたロシア軍艦ポサードニクに圧力をかけるため対馬に来航。9月19日にポサードニクは対馬から退去(ロシア軍艦対馬占領事件
  • 1866年5月:解体

参考資料[編集]