エワルド球

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エワルドの作図法

エワルド球とは、結晶による波動(X線電子線中性子)の回折を、逆格子空間上で幾何学的に理解するために導入された図形のこと。

エワルド球の書き方[編集]

  1. 逆格子空間の原点Oが終点となるように、入射光の波数ベクトルを描く。
  2. 入射光の波数ベクトルの始点を中心、半径を波数ベクトルの長さ(1/λ)とする円を描く。この円をエワルド球という。

回折条件[編集]

結晶の逆格子点が、エワルド球上にある場合に回折が起こる。このことはラウエ条件ブラッグの法則と同じ内容である。