ウチの彼女が中二で困ってます。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウチの彼女が中二で困ってます。
小説
著者 日の原裕光
イラスト 有子瑶一
出版社 富士見書房
レーベル 富士見ファンタジア文庫
刊行期間 2013年3月19日 - 8月20日
巻数 全2巻
テンプレート - ノート
プロジェクト ライトノベル
ポータル 文学

ウチの彼女が中二で困ってます。』(ウチのかのじょがちゅうにでこまってます。)は、日の原裕光による日本ライトノベル。イラストは有子瑶一が担当している。第24回前期ファンタジア大賞にて銀賞を受賞した[1]富士見ファンタジア文庫富士見書房)にて2013年3月から同年8月まで刊行された。

あらすじ[編集]

登場人物[編集]

不知火 慧(しらぬい けい)
主人公。昇竜門学園に転校してきた高校1年生の男子。クールを装うがそうでもない。能力は、自分の名前を書いた物を存在感ごと見えなくできる。
夜会 陽成美(やかい ひなみ)
ヒロイン。T2Tの会長。中二対策委員長に逆らったり、トラブルを起こしがちでヤッカイさんと呼ばれている。中二病患者のことを誰より考えてる。
神無宮 絵麗奈(かんなみや えれな)
学園位置の居乳の持ち主。能力は、恋するほど強くなる。ただし、恋をしていていないと体調不良になる。
ベルヴァーナ
父親がイタリア人でハーフのゴスロリ幼女。能力は、ファンタジーなビーストを呼び出せる。
天川 二十里(てんかわ はつり)
2巻から登場する転校生の少女。能力は、人の心の声を可視化できる。能力発動しても、1時間すると頭が痛くなってくる。

用語[編集]

中二病
中間世界性第二能力発言症候群の通称。思春期の少年少女が発現する、特殊な能力を使えるようになる現象のこと。
能力は、ずっと発動させないでいるといずれ暴走してしまう。
中二病患者
中間世界性第二能力発言症候群を発症した者達の通称。
その殆どが変わり者で世間に疎まれていることが多いため、「能力者」とは呼ばれず「中二病患者」と呼ばれている。
昇竜門学園
中二病患者を集めた学園。
T2T
中二病を楽しむ会の通称。昇竜門学園の非公認組織。

既刊一覧[編集]

  • 日の原裕光(著) / 有子瑶一(イラスト) 『ウチの彼女が中二で困ってます。』 富士見書房〈富士見ファンタジア文庫〉、全2巻
    1. 2013年3月19日発売[2]ISBN 978-4-8291-3874-8
    2. 2013年8月20日発売[3]ISBN 978-4-8291-3928-8

出典[編集]

  1. ^ 『このライトノベルがすごい!2014』宝島社、2013年12月4日第1刷発行、85頁。ISBN 978-4-8002-1954-1 
  2. ^ ウチの彼女が中二で困ってます。 1”. KADOKAWA. 2023年11月9日閲覧。
  3. ^ ウチの彼女が中二で困ってます。 2”. KADOKAWA. 2023年11月9日閲覧。

外部リンク[編集]