イソコツブムシ属

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学名 Gnorimosphaeroma [1]

分布[編集]

イソコツブムシ属は環太平洋地域、特に東アジアやアメリカ西岸の浅海、汽水並びに淡水に幅広く分布し自由生活をする

特徴[編集]

腹部縫合線が2本から3本

腹部の後端は平滑でくぼみや突起がない

顎脚ひげの第2~4節の内縁は広がる

尾肢の内肢及び外肢の周りが滑らかである(鋸歯状ではない)

第3腹肢に呼吸用の肥厚がない

日本で知られている本属[編集]

出典は主に(布村.下村(2016))による。

  • イソコツブムシ G.ray
  • コツブムシダマシ G.paradoxa
  • カドバリコツブムシ G.trigonocaudum
  • ノーブルイソコツブムシ G.noblei
  • シナコツブムシ G.chinense
  • ヒメコツブムシ G.pulchellum[2]
  • フタゲイソコツブムシ G.hoestlandti [3]
  • オジロイソコツブムシ G.albicauda
  • ミギワコツブムシ G.anchialos
  • シキネイソコツブムシ G.shikinense
  • ハチジョウイソコツブムシ G.hachijoense
  • オガサワラコツブムシ G.boninense [4]、本種に酷似[5]
  • レブンコツブムシ G.rebunense[2]
  • トンダガワイソコツブムシ G.tondaense
  • チシマコツブムシ G.kurlense
  • ツシマコツブムシ G.tsushimaense[2]
  • サイジョウコツブムシ G.saijoense
  • ホクリクコツブムシ G.hokurikuense[2]
  • サイゴクコツブムシ G.iriei[2]
  • マルコツブムシ G.ovatum
  • チョウセンコツブムシ G.naktongense (Kwon&Kim,1987)
  • アカンコツブムシ G.akanense[2]

参考文献[編集]

脚注[編集]