アルトゥーロ・トスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団
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アルトゥーロ・トスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団(Filarmonica Arturo Toscanini)は、イタリア・エミリア=ロマーニャ州パルマに本拠地を置くオーケストラ。
概要
[編集]楽団は、アルトゥーロ・トスカニーニ財団により運営されていて、単にトスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団と呼ばれることもある。最近ではアメリカのニューヨークの世界最大の音楽マネージメント、コロンビア・アーティスト (CAMI) がマネージャーとして付くようになった。
2002年に、アルトゥーロ・トスカニーニ財団により設立され、2004年より、音楽監督にロリン・マゼールを迎えている。団員の年齢は20代から40代までで、全員ソリストとして契約し、定期的な試験を通して選ばれている。パルマのコンサート・ホール「パガニーニ・アウディトリウム」を中心に定期演奏会を行っているほか、日本を始めとした世界ツアーを積極的に行っている。
この管弦楽団は、毎年ボローニャのドゥエ・アゴースト国際作曲コンクール (2 Agosto) の入賞者コンサートにも毎年出ていて、イタリア公共テレビRai 3(ライ・トレ)で8月の第1日曜日の9時から新作の現代音楽を観ることができ、そのほかでもローマ歌劇場のオーケストラと合唱などと合同でヴェルディの『レクイエム』などを無料で同地の市民のために演奏している。