アムール湾横断橋

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アムール湾横断橋(ロシアウラジオストク
デ・フリス半島側からアムール湾上で建設が進むアムール湾横断橋

アムール湾横断橋ロシア語: Мост через Амурский залив)は海水面から数メートルの位置に建設されているのでニスカヴォドヌイ橋(ニスカヴォドヌイはし、ロシア語: Низководный мост=低水橋=沈下橋)ともあだ名され、ロシア連邦共和国沿海地方ウラジオストクアムール湾Amur Bay)にかかる桁橋で、当時ロシアで三番目に長い橋であった。

概要[編集]

アムール湾横断橋は、ルースキー島連絡橋黄金橋と共に、2012年APECサミットに向けた三本の架橋プロジェクトのひとつであった。[1][2]

この橋の建設は2009年11月に始まり、全長は4,800メートルで、橋の始点・終点のインターチェンジ間は4,380メートル。桁橋で、スパンは80個になった。開通は2012年8月11日に行われた。

アムール湾横断橋はロシア連邦道路A370ハバロフスクウラジオストク)の新路線になっていて、デ=フリースとセダンカを結び、旧来の路線より時間の節約になる。

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]

座標: 北緯43度14分48秒 東経131度57分51秒 / 北緯43.24667度 東経131.96417度 / 43.24667; 131.96417