アッシャーマン症候群
アッシャーマン症候群 | |
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分類および外部参照情報 | |
診療科・ 学術分野 | 婦人科学 |
ICD-10 | N85.6 |
ICD-9-CM | 621.5 |
DiseasesDB | 946 |
MedlinePlus | 001483 |
MeSH | D006175 |
GeneReviews |
アッシャーマン症候群(アッシャーマンしょうこうぐん、英: Asherman's syndrome)は、流産などに起因する子宮内掻爬操作により、子宮壁が癒着した状態[1][2]。子宮性不妊の原因となる[2]。
概要[編集]
子宮内を掻爬することにより、外科処置の際に腹膜が癒着するように子宮壁が癒着する[1]。子宮内掻爬後一定数発症する偶発症である[1]。無月経、過少月経、不妊の原因となる[2][1]。
治療[編集]
子宮鏡下にて癒着を除去し、その後、IUDまたはバルーンカテーテルを入れる。同時にエストロゲンを投与する[1]。
脚注[編集]
- ^ a b c d e 南山堂医学大辞典 第12版 ISBN 978-4525010294
- ^ a b c 病気がみえるVol.9 「婦人科・乳腺外科」 メディックメディア社発行 ISBN 978-4896324624