アジア共同行動・日本連絡会議

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反APECデモに参加したAWC日本連絡会議の活動家(2010年11月13日)

アジア共同行動・日本連絡会議(あじあきょうどうきょうどう・にほんれんらくかいぎ)は、反グローバリズムを掲げる日本市民運動団体である。ブント新左翼党派の一つである共産主義者同盟 (統一委員会)の強い影響下にある組織である。正式名称は「日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する日本連絡会議」、略称は「AWC日本連絡会議」「AWC日本連」である。

概要[編集]

共産主義者同盟 (全国委員会)(通称:烽火派)では、1985年頃から「国際連帯」を模索し始め、1991年に「ふたたびアジア人民をじゅうりんし、侵略し、支配させないための日本人民の運動90」を結成し、フィリピンの反政府組織と交流を深めてきた。その後、共産主義者同盟戦旗派(通称:戦旗派)とも連携し、1992年にはアジア各国の反政府組織の代表を集め、「アジア共同行動」(略称:AWC)を発足させた。

その日本支部にあたるのが「AWC日本連絡会議」である。4年の準備期間を経て、1996年に結成された。傘下団体には、学生組織として「反侵略アジア学生共同行動(略称:AASJA)」、労働者組織として「新自由主義・国家主義と対決する学生・青年ネットワーク(略称:SYN)」などがある。

共産同統一委員会との関係[編集]

結成当初は、新社会党斉藤一雄衆議院議員など、外部の政党関係者も幹部を務めていたが、現在では共産同統一委員会の構成員によって占められている。また、共産同統一委員会の公式サイトでも堂々と「AWCを建設してきた。」と述べ[1]、事実上「共産同統一委員会」の下部組織であることを自認している。

「共産同統一委員会」の名称だと学生や労働者に警戒感を持たれるため、AWC日本連絡会議を前面に出して活動している。入会についても、他の同盟員の推薦を必要とし、正式入党まで一年間の同盟員候補期間(その間は「準構成員」)がある共産同統一委員会に比べて、年会費を収めるだけで入会でき、入会しやすくなっている[2]

注釈[編集]

  1. ^ 共産主義者同盟(統一委員会)戦術テーゼ
  2. ^ アジア共同行動日本連絡会議 自己紹介

参考文献[編集]

  • 月刊「治安フォーラム」2009年4月号(立花書房

関連項目[編集]

外部リンク[編集]