アクシェヒル湖
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アクシェヒル湖 | |
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座標 | 北緯38度36分0秒 東経31度18分0秒 / 北緯38.60000度 東経31.30000度座標: 北緯38度36分0秒 東経31度18分0秒 / 北緯38.60000度 東経31.30000度 |
国 | トルコ |
延長 | 10km[1] |
最大幅 | 17km[1] |
面積 | 105km2[1] |
平均水深 | 4m[1] |
水面標高 | 990m[1] |
アクシェヒル湖(トルコ語: Akşehir Gölü)とは、トルコの淡水の内陸湖である。
トルコ南西部に位置し、アフィヨンカラヒサール県とコンヤ県にまたがる。湖の南8kmには同じ名前を持つアクシェヒルの町が存在する[2]。
アクシェヒル湖には西部のスルタン山地、北部のエミル山地、北西のエベル湖から河川が流入しており[1]、著しい流出口は持たない[3]中央と北側は湖底の湧き水のために塩分濃度が高くなっている。湖岸には湿地帯が広がり[3]、湖水は灌漑に利用されている[4]。西岸にはアフィヨンカラヒサールからコンヤに至る鉄道の線路が敷設されている。
アクシェヒル湖ではコイやマスなどの淡水魚の漁が行われている[1]。1989年にアクシェヒル湖はバードライフ・インターナショナルによって重要野鳥生息地に指定され、世界的に絶滅の危機に瀕する水鳥類が狩猟、繁殖期に起きる草むらでの創傷、環境汚染といった危険から保護されている。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 藤木健二「アクシェヒル湖」『世界地名大事典』3収録(朝倉書店, 2012年11月)
- 別枝篤彦「アクシェヒル湖」『世界地名大事典』6巻収録(朝倉書店, 1974年)