へんてこなおよばれ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

へんてこなおよばれ』(The strange Inn/The Wonderly Guesting Manor, ドイツ語原題:Die wunderliche Gasterei)は、『グリム童話』に収録されていた童話の一編。その内容の過激さから第七版までには削除される。この話の取材源は、ハッセンプフルーク家の末の妹アマーリエ (Amalie Hassenpflug) と考えられている[1]。『名付け親さん』(KHM42)と話の展開、内容が酷似する。グリム兄弟は、この2話は原話の断片であり、悪魔の家庭の奇妙に残酷な部分を描いていると指摘している[2]

あらすじ[編集]

仲の良い赤ソーセージ(ブラックプディング)と白ソーセージ(レバーヴルスト)がいた。ある日、白ソーセージは赤ソーセージの家に昼食に呼ばれる。行くと赤ソーセージの家の玄関は段々になっており、一段登るたびに喧嘩をするや怪我をしたなど、次々におかしな物と出会った。家に入ると白ソーセージは早速、赤ソーセージに玄関のことについて聞いたが答えず、その後も何度か聞いたが、必ず赤ソーセージははぐらかしてしまう。やがて赤ソーセージは料理の出来が気になると台所へ引っ込んでしまった。白ソーセージが玄関のことについて考えていると、突然、何かが部屋に入ってきて言った。

「ここはソーセージ殺しの家だ! 早く逃げろ!」

慌てて白ソーセージが窓から外へ飛び出すと、別の窓から長い包丁を持った赤ソーセージが白ソーセージを見ながら言った。

「つかまえたら、ただじゃおかないからな!」

脚注[編集]

  1. ^ vgl. Artikel Familie Hassenpflug über die Geschwister Hassenpflug als Quelle der Brüder Grimm
  2. ^ 高木昌史『決定版 グリム童話事典』三弥井書店 2017年 220頁

参考文献[編集]