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ならや 伊八(ならや いはち、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。
師系・経歴不詳。文政7年(1824年)版の『浪華商人買物独案内』に、「京都祇園浮世絵師、太左衛門橋北詰北入、ならや伊八」と記されるがその作については不明である。『浮世絵師伝』はこの伊八について、「臨時京都に出張せし者か、然らずんば、大阪に定住して花街風俗を画くことを主とせし者なるべし」と述べている。
- 井上和雄編 『浮世絵師伝』 渡辺版画店、1931年 ※ 国立国会図書館デジタルコレクション]に本文あり[1]。
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年 ※110頁