じろ飴
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じろ飴(じろあめ)は、石川県金沢市の俵屋で作られている水あめ状の飴である。
俵屋の初代店主の次右衛門が、飢饉や凶作に際して、母乳が出なくなった母親達のために作りあげたと伝えられている[1]。飴の原料は米と大麦のみである[1][2]。砂糖・添加物は一切使われておらず、穀物本来の甘味を楽しむことができる[要出典]。お湯でといた後にショウガを加えて「冷やしあめ」として飲まれる[1]ほか、じろあめから水分を抜いた「おこしあめ」は料理の味付けに使われる[1]。
じろ飴を販売している俵屋は、天保元年(1830年)から続く老舗であり[1]、金沢でも最古の創業である[要出典]。
テレビドラマ「半沢直樹」で、主人公の好物としてドラマ内に登場した[3]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e “和菓子の歳時記:JR西日本”. www.westjr.co.jp. JR西日本(西日本旅客鉄道株式会社). 2022年4月8日閲覧。
- ^ 金沢市観光協会. “あめの俵屋|【公式】金沢の観光・旅行情報サイト|金沢旅物語”. 金沢旅物語. 2022年4月8日閲覧。
- ^ “半沢直樹も愛した金沢土産で♪ 俵屋のじろあめアレンジ”. STORY [ストーリィ] オフィシャルサイト. 光文社 (2019年6月13日). 2022年4月8日閲覧。