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「天王山塚古墳」の版間の差分

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'''天王山塚古墳'''(てんのうやまづかこふん)は、[[埼玉県]][[久喜市]][[菖蒲町]]の[[栢間古墳群]]に属する[[前方後円墳]]である。所在地は大字上栢間字本村。
'''天王山塚古墳'''(てんのうやまづかこふん)は、[[埼玉県]][[久喜市]][[菖蒲町]]の[[栢間古墳群]]に属する[[前方後円墳]]である。所在地は久喜市菖蒲町上栢間字本村。


== 概要 ==
== 概要 ==
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埴輪や須恵器が出土したが、本格的な発掘調査はまだ行われていない。
埴輪や須恵器が出土したが、本格的な発掘調査はまだ行われていない。


== 外部リンク ==
* [http://www.city.kuki.lg.jp/kanko/kanko_info/map2/pdf/map9.pdf 「菖蒲4時間コース」 久喜市観光ウォーキングマップ 久喜市ホームページ(PDFファイル)]


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2011年8月27日 (土) 21:20時点における版

天王山塚古墳(てんのうやまづかこふん)は、埼玉県久喜市菖蒲町栢間古墳群に属する前方後円墳である。所在地は久喜市菖蒲町上栢間字本村。

概要

  • 墳丘長107メートル
  • 前方部幅62メートル・高さ9メートル
  • 後円部径55メートル・高さ10メートル


栢間古墳群は「栢間七塚」とも呼ばれ、菖蒲町栢間地区に9基の古墳が点在し、埼玉県の重要遺跡に選定されている。いずれも6~7世紀にかけて築かれたものと推定されている。

天王山塚古墳は古墳群最大のもので、県下でも6番目の大きさである。全体は広葉樹林に覆われており、かつて墳丘の周囲には周溝が存在したが、現在は北側と東側に幅20mほどのものが一部残るのみである。鞍部には薬師堂が建てられている。後円部はやや削平され、墳頂には江戸時代に築かれた塚がある。

埴輪や須恵器が出土したが、本格的な発掘調査はまだ行われていない。

外部リンク