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「東トルキスタン共和国亡命政府」の版間の差分

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[[東トルキスタンの大統領|亡命政府の大統領]]は[[サウジアラビア]]国籍のウイグル人だが、[[首相]]はアメリカの「[[東トルキスタン民族自由センター]]」のエニウェル・ユスップ・トラニ主席が務めている。東トルキスタン情報センター副主席のエリキン・エズィズが副首相を勤めている。
[[東トルキスタンの大統領|亡命政府の大統領]]は[[サウジアラビア]]国籍のウイグル人だが、[[首相]]はアメリカの「[[東トルキスタン民族自由センター]]」のエニウェル・ユスップ・トラニ主席が務めている。東トルキスタン情報センター副主席のエリキン・エズィズが副首相を勤めている。


[[2004年]]の[[11月26日]]には[[憲法]]<ref>[http://www.eastturkistangovernmentinexile.us/asasi_qanun.html]</ref><ref>[http://www.eastturkistangovernmentinexile.us/et_constitution.html]</ref><ref>[http://www.turkistanim.org/japan/kenpo.htm 東トルキスタン共和国憲法]</ref>を発表し、亡命政権としての正統性を主張している。
[[2004年]]の[[11月26日]]には[[憲法]]<ref>[http://jp.eastturkistan-gov.org/kenpo/]</ref><ref>[http://jp.eastturkistan-gov.org/kenpo/]</ref><ref>[http://www.eastturkistan.net/japanese/kenpo/ 東トルキスタン共和国憲法]</ref>を発表し、亡命政権としての正統性を主張している。


東トルキスタン共和国亡命政府は、政治的に東トルキスタンとされる地域、すなわち現在の中華人民共和国のうち[[新疆ウイグル自治区]]に相当する地域を東トルキスタン共和国の正統な領土であると主張し、[[チベット]]や[[台湾]]の独立にも賛成を表明している。
東トルキスタン共和国亡命政府は、政治的に東トルキスタンとされる地域、すなわち現在の中華人民共和国のうち[[新疆ウイグル自治区]]に相当する地域を東トルキスタン共和国の正統な領土であると主張し、[[チベット]]や[[台湾]]の独立にも賛成を表明している。

2009年8月21日 (金) 04:06時点における版

東トルキスタン共和国
شەرقىي تۈركىستان جۇمۇھۇرىيىتى
Sherqiy Türkistan Jumuhuriyiti
2004年 - 現在
東トルキスタンの国旗 東トルキスタンの国章
(国旗) (国章)
国の標語: 独立、自由
国歌: 解放の途上にて[1]
公用語 ウイグルチュルク語
首都 ウルムチ
大統領
2004年 - xxxx年 エフメット・イゲムベルディ
首相
xxxx年 - xxxx年エニウェル・ユスップ
変遷
亡命政府成立 2004年9月14日

東トルキスタン共和国亡命政府(ひがしトルキスタンぼうめいせいふ)は、2004年9月14日にアメリカのワシントンに、在外ウイグル人活動家によって設立された東トルキスタン亡命政権である。ただし実効支配の実績がある過去の東トルキスタン共和国との直接の連続性はを目指し活動している。

一方、東トルキスタン亡命政府とは別個の自治を求めるウイグル組織として、世界ウイグル会議がドイツのミュンヘンにある。

沿革

1949年人民解放軍の新疆進駐に前後して、多数のウイグル人が東トルキスタンを離れ、アフガニスタンを経てトルコなど諸外国に離散していった。主にこうした在外ウイグル人を中心として、ソ連の一方的な意向による東トルキスタン政府の解散・国民政府との合流や、その後の中華人民共和国による新疆併合の手続きを批判し、東トルキスタンはその全域が東トルキスタン共和国として再び分離、独立すべきであるとする運動が続けられてきた。現在では中国政府による新疆政策を批判し独立を望む中国領育ちのウイグル人活動家も加わっている。また、この運動では、ウイグル人に対する圧迫や地域の漢民族化などが行われているとして人権問題に絡めての中国政府批判も行っている。

ウイグル独立運動組織として、1992年に東トルキスタン民族会議が、1996年に世界ウイグル青年会議が設立された。この両者は2004年4月16日に合流し、世界ウイグル会議に再編された。

一方、世界ウイグル会議および傘下の中国より諸団体以外の在外東トルキスタン人組織の代表が2004年9月14日にアメリカのワシントンD.C.に集まって設立したのが、東トルキスタン共和国亡命政府である。東トルキスタン共和国の独立を目指して活動をしている。

亡命政府の大統領サウジアラビア国籍のウイグル人だが、首相はアメリカの「東トルキスタン民族自由センター」のエニウェル・ユスップ・トラニ主席が務めている。東トルキスタン情報センター副主席のエリキン・エズィズが副首相を勤めている。

2004年11月26日には憲法[2][3][4]を発表し、亡命政権としての正統性を主張している。

東トルキスタン共和国亡命政府は、政治的に東トルキスタンとされる地域、すなわち現在の中華人民共和国のうち新疆ウイグル自治区に相当する地域を東トルキスタン共和国の正統な領土であると主張し、チベット台湾の独立にも賛成を表明している。

脚注

関連項目

外部サイト