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「メガバス」の版間の差分

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ダイワ精工社との資本提携について加筆
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== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* [http://www.megabass.co.jp/corporate-info.php メガバス]
* [http://www.megabass.co.jp/corporate-info.php メガバス]
* [http://asianbeat.com/ja/feature/ab_feature_21.html 「メガバスルアー」の魅力とは?]


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==

2008年12月21日 (日) 16:49時点における版

メガバス株式会社は、静岡県浜松市東区に本社を置くルアーなどの釣具アウトドア用品のメーカーである。

概要

  • 沿革 1986年(昭和61年)8月 設立
  • 代表者 代表取締役社長 伊東由樹
  • 本社所在地 静岡県浜松市東区西ケ崎町1590-1

現在、日本国内で最も人気を得ているメーカーの一つ。ルアーに限らず、ロッド(竿)なども人気が高い。 その為、オークションなどでは高値で取引されている。 近年は、ダイワ精工カスタムブランド【アイズファクトリー】とメガバス【itoエンジニアリング】でコラボレーションリールを開発している。 なお、2008年11月5日にダイワ精工との資本提携を発表している。

エピソード

社名は、メガバス。創業期、伊東青年は大井町のボロアパートで生活し、釣具製作を続けていた。しかし名もなき青年が作った製品(ARMSという釣竿)が売れるわけはなく、世間は甘くはなかった。たちまち生活は困窮、食事は一日一食、病気になっても病院にも行けない日々が続いた。そんな中夢に出てきたルアーがあった。起きてすぐにイメージを具体化、それが後にグッドデザイン賞を受賞するV-FLATである。伊東の製品はその後も順調にグッドデザイン賞を受賞する。現在は大井町から浜松市に本社を移転した。いまだにV-FLATの人気は絶えないほどの名作の一つである。
伊東の代表作の一つ「POPX」はプライベートでの悲劇の後に製作していたのでどこか怒りを秘めた顔つきになっている。パブロ・ピカソ青の時代のようなエピソードであるが、このPOPXも後のグッドデザイン賞受賞製品の一つである。
「DEEP-X」も釣りをしながらの構想中に崖から足を滑らせ転落し、手を負傷しつつもその時に、遠投・アクション毎に内部のバランサー(おもり)が移動する「重心移動バランサー」を思いついたというエピソードがある。ちなみにこのDEEP-X、最初は200が製作されその後100が製作、その後バランサーをタングステンにした「200T(タングステン)」が製作された。そして一時期「250」も製作されていた。

カラーリング

ルアーは主に数種類のカラーリングで販売されており(主に「GG」・「IL」・「マットタイガー」・「VR」など)、時期に応じて廃盤にするカラーリングもある為、一部のマニアでの間では高額で取引される事がある。また、年に一度の「国際フィッシング・ショー」の出展の際には、その年の干支をあしらった「干支カラー」も限定販売される他、ルアー雑誌やDVDの抽選プレゼント限定カラーも高額取引されている。

部門

メガバス
創業時から製作しているバス・フィッシングを主体としたルアー・フィッシング部門。ロッドも現在「デストロイヤー」・「トマホーク」・「オロチ」・「ヘッジホッグ」等様々なバリエーションがある。
itoエンジニアリング
主にメガバスのルアーをさらに改良し販売している部門。ロッドもバッド部分をチタン繊維などで加工している「エヴォルジオン」シリーズを製作、販売している他、リールもダイワ精工との「コラボリール」の製作を手がけている。他にもルアー・タックルやオールカーボンボート、衣類なども手がけている。
XOR
海に生息する魚類をターゲットにした部門。メガバスグループの社内合同イベントでも圧倒的な人気を誇る「タチウオ釣り大会」から生まれた、タチウオだけをターゲットにしたロッド「Expedir SABERFISHER」も受注生産している。
パガーニ
「魚との対話」をテーマに、エンスージャスティックなルアー・フィッシングをするという意味で開設された部門。主に昆虫などをイメージしたトップウォーター・ルアーをはじめ、小さいルアーを手がけている。ロッドも竹(バンブー)で製作され、そしてその分コストがかかり高額な「パガーニ・バンブー」と、グラファイト・カーボンで製作され、コストを抑えた「パガーニ・グラファイト」がある。
パガーニ・トラウト
元々は初期のメガバスのトラウト部門である「グレートハンティング」シリーズが始まりであり、「グレートハンティング・ミノー」など数々の名作を出したが、当時はバス・フィッシングがブームだった事もあり、メガバス部門に吸収された。それから時が経ち、トラウトの管理釣り場での「エリア・フィッシング」で全国的にトラウト・フィッシングが注目されはじめたので、「パガーニ・トラウト」というブランド・ネームで再び復活した。

外部リンク

関連項目