うなぎ裂き
鰻サキ包丁(鰻裂き包丁、うなぎサキほうちょう)は、ウナギをさばくための包丁である。ウナギ包丁ともいう。地方により形状が異なり、京型(京裂)、大阪型(大阪裂)、名古屋型(名古屋裂)、江戸型(江戸裂)がある。江戸型を小振りにしたドジョウ裂きというのもある。
種類
- 江戸型(江戸裂)
- 刃の先端は三角で鋭い。
- 名古屋型(名古屋裂)
- 刃の部分は四角く先端上部は若干丸くなっている。
- 京型(京裂)
- 刃の部分は斧のような形状となっている。
- 大阪型(大阪裂)
- 刃の先端は三角に鋭くなっている。木製の柄がなく布を固く巻き付けるなどして用いられる。
参考文献
- 柴田書店編『包丁と砥石』柴田書店、1999年。ISBN 4-388-05843-2。