野里征彦
野里 征彦(のざと いくひこ、1944年 - )は、日本の作家。岩手県陸前高田市出身、大船渡市在住。水産会社勤務などを経て、2002年に『プランクトンの夜』で推理作家としてデビューする。
『命の罠』で新風舎文庫大賞準大賞を受賞。
日本民主主義文学会会員。『民主文学』に作品を発表するときには砂山磬(すなやま けい)の筆名を使用していたこともあった。
2011年、東日本大震災の被害に合い、震災のあった3月11日から一ヶ月間の日誌を出版[1]。
著書一覧
- プランクトンの夜(2002年4月、三一書房)
- マンション・パラダイス(2003年1月、三一書房)
- 命の罠(2004年5月、新風舎文庫)
- カシオペアの風(2006年11月、三一書房)
- いさり場の女(2008年6月30日、三一書房)
- 罹災の光景 三陸住民震災日誌(2011年7月、本の泉社)
脚注
- ^ ISBN 978-4780707854 罹災の光景 三陸住民震災日誌