誇張法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Yasuo Miyakawa (会話 | 投稿記録) による 2016年1月15日 (金) 08:13個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎反義語)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

誇張法(こちょうほう、ギリシャ語: ὑπερβολήドイツ語: Hyperbelラテン語英語フランス語Hyperbole)とは、主張を大げさにする修辞技法のこと。 誇張法は、強い印象を想起させる、あるいは強い印象を生むのに用いられる。文字通りの意味に取るものではない。

概略

誇張法は表現の力強さを生むのに用いられる。の中でよく使われる文学的趣向であり、さりげないスピーチの中にもしばしば見られる。

  • 白髮三千丈,縁愁似箇長(李白『秋浦歌』) - 愁いで白髪が三千丈(約9km)もあるように思える。空間の誇張法。詳細は白髪三千丈参照。
  • 朝辞白帝彩雲間,千里江陵一日還(李白『早發白帝城』) - 1日で千里も離れた江陵に到着した。時間の誇張法。
  • 「2万%あり得ない」(橋下徹の発言)

関連項目

誇張法の反義語には、抑言法緩叙法、控えめな表現( understatement)、頓降法(文中の誇張法の後の「減退」)といったものがある。

外部リンク