藤田泰子

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1952年頃

藤田 泰子(ふじた やすこ、1926年6月22日 - 2015年1月17日)は日本の女優

来歴[編集]

宮城県仙台市生まれ。東京にある武蔵野高等女学校(現・武蔵野女子学院高等学校)を卒業。1946年からアーニーパイル劇場に出演。1950年に吉村公三郎監督の松竹春雪』のヒロインに抜擢され、同作品で銀幕デビュー。同年の中村登監督『エデンの海』では、鶴田浩二を相手役にヒロイン清水巴を演じた。1951年の吉村監督『偽れる盛装』に助演した後フリーになり、本多猪四郎監督『南国の肌』(1952年、木曜プロ)、大曾根辰夫監督『鞍馬天狗 天狗廻状』(同、松竹)、小石栄一監督『南海の情火 ギラム』(同、東映)など、各社の作品に出演。1953年に結婚のため映画界を去った。夫は音楽プロモーターの永島達司[1]外タレの応対にはその美貌を活かしたという[1]

出演作品[編集]

1950年
1951年
1952年

参考文献[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b “最前線記者覆面座談会 男優より女優の方がいまは幸せ? かつてのスクリーンのアイドル 原節子、折原啓子らどこでどうしている…”. 内外タイムス (内外タイムス社): p. 10. (1975年1月31日) 

外部リンク[編集]