菊花章
菊花章(きっかしょう)は、日本の明治時代以降の栄典制度における最高位の勲章。大勲位菊花章頸飾と大勲位菊花大綬章の2種類がある。
2003年11月3日の栄典制度改正以降は正章(頸飾と大綬章)と副章という形となっている。この副章は、旧制度では大勲位の範疇に独立して存在する勲章(大勲位菊花章)であったが、実際には頸飾・大綬章の副章として運用され単独で授与された例はなかった。
旧制度での授与時には、「大勲位」という勲等と、「菊花大綬章」又は「菊花章頸飾」という勲章に分けて叙授された(例「大勲位に叙し菊花大綬章を授ける」、「菊花章頸飾を授ける」)が、新制度では、他の勲章の授与方式に合わせて、「大勲位菊花大綬章」又は「大勲位菊花章頸飾」というように分けずに授与される形(例「大勲位菊花大綬章を授ける」)となった。
大勲位菊花章頸飾
詳細は「大勲位菊花章頸飾」を参照
「大勲位ニ叙セシ者ニ特別之ヲ賜フ[1]」とされている。
大勲位菊花大綬章
詳細は「大勲位菊花大綬章」を参照
「旭日大綬章又は瑞宝大綬章を授与されるべき功労より優れた功労のある者に対して…特に授与する[2]」とされている。
日本国憲法施行後における菊花章受章者
詳細は「大勲位菊花章頸飾#受章者一覧」および「大勲位菊花大綬章#受章者の一覧」を参照