素根輝
獲得メダル | ||
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日本 | ||
柔道 | ||
世界カデ | ||
金 | 2015 サラエボ | 70kg超級 |
素根 輝(そね あきら、2000年7月9日 - )は、福岡県出身の、日本人の女子柔道選手である。階級は70kg超級。身長162cm。体重90kg。血液型はA型。段位は初段。組み手は左組み。得意技は大内刈、体落。現在は南筑高校に在学[1]。
経歴
父親と5歳年上の長男、2歳年上の双子の兄も柔道に取り組んでいたことから、柔道は7歳の時に脩柔館で始めた[1][2]。小学校6年生の時には全国少年柔道大会の個人戦で、優勝した男子選手に準々決勝で判定負けしたものの5位、団体戦では3位になった[1]。全国小学生学年別柔道大会45kg超級ではオール一本勝ちの優勝を飾った[1]。マルちゃん杯団体戦では3位だった[1]。
久留米市立田主丸中学へ進むと、1年の時には全国中学校柔道大会70kg超級で準決勝までオール一本勝ちするものの、決勝で大成中学3年の粂田晴乃にGSに入ってから送襟絞で敗れた[1]。団体戦では準決勝で大成中学と対戦すると、先鋒戦で勝利するがチームは敗れて3位だった。近代柔道杯団体戦でも準決勝で大成中学Aチームと対戦して、大将戦で勝利するもののチームは敗れて3位にとどまった。2年の全国中学校柔道大会では準決勝までオール一本勝ちすると、決勝では大成中学3年の永田かなを指導1で破って優勝した[1]。団体戦では決勝で大成中学と対戦して、大将戦で永田と引き分けるなどして2位に終わった。3年になると、全日本カデ決勝で大成高校2年の粂田を合技で破るなどオール一本勝ちで圧勝して、17歳以下の世界一を決める大会である世界カデの代表に中学生として唯一選ばれた。世界カデでも5試合オール一本勝ちで優勝した[3]。パワー、技のキレ、スタミナどの点においても際立っており、超中学級との評価を受けている。さらには、年上の選手にも絶対に負けたくないと、道場や倉庫を改装した自宅のトレーニングルームで朝から晩まで猛稽古を積んでいる[2][4]。続く全国中学校柔道大会では個人戦の決勝で帝京中学3年の高梁瑠璃を指導2で破り2連覇を果たした。団体戦では全試合一本勝ちして田主丸中学の初優勝に貢献した[5]。
戦績
- 2012年 - 全国少年柔道大会 個人戦 5位 団体戦 3位
- 2012年 - 全国小学生学年別柔道大会 優勝(45kg超級)
- 2012年 - マルちゃん杯 3位
- 2013年 - 全国中学校柔道大会 個人戦(70kg超級) 2位 団体戦 3位
- 2014年 - 近代柔道杯 団体戦 3位
- 2014年 - 全国中学校柔道大会 個人戦 優勝 団体戦 2位
- 2015年 - 全日本カデ 優勝
- 2015年 - ドイツカデ国際 優勝
- 2015年 - 世界カデ 優勝
- 2015年 - 全国中学校柔道大会 個人戦 優勝 団体戦 優勝
- 2015年 - マルちゃん杯 2位
(出典[1]、JudoInside.com)。
テレビ出演
- めざせ!2020年のオリンピアン〜東京五輪の原石たち〜(NHK)2015年7月21日[6]。
脚注
- ^ a b c d e f g h 「柔道全日本強化選手名鑑 2016」近代柔道 ベースボールマガジン社、2016年4月号
- ^ a b 田主丸攻めてV2狙う サニックス旗福岡国際中学生柔道、26日開催 西日本新聞 2014年12月24日
- ^ Cadet World Championships 2015 - Sarajevo
- ^ 柔道女子のニューヒロイン素根輝がアテネ金の塚田真希から得たことは?
- ^ 平成27年度 全国中学校体育大会 第46回 全国中学校柔道大会 試合結果
- ^ めざせ!2020年のオリンピアン
外部リンク
- 素根輝 - JudoInside.com のプロフィール(英語)