竹下司津男
竹下 司津男 たけした しづお | |
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生年月日 | 1968年5月19日(55歳) |
出生地 | 日本 福岡県古賀市 |
出身校 | 早稲田大学 |
所属政党 | 無所属 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2010年12月23日 - 2014年12月22日 |
竹下 司津男(たけした しづお、1968年(昭和43年)5月19日[1] - )は、日本の政治家。元福岡県古賀市長(1期)。
来歴
福岡県古賀市栄町商店街出身。福岡県立福岡高等学校、早稲田大学卒業。早大の政治サークル鵬志会出身。韓国発祥の新宗教団体である摂理の元幹部[2][3]。
- 2010年古賀市長選挙
11月28日執行。自由民主党の支援を受け、現職の中村隆象を937票差の接戦で破り初当選[4][5][6]。12月23日に市長に就任。
※当日有権者数:45,844人 最終投票率:50.30%(前回比:pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
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竹下司津男 | 42 | 無所属 | 新 | 11,892票 | 52.05% | |
中村隆象 | 62 | 無所属 | 現 | 10,955票 | 47.95% |
- 2014年古賀市長選挙
11月30日に行われた市長選は、現職、元職、元県議、元市議ら計6人の候補者が争う乱戦となった[7]。前職の中村隆象に破れ落選。
※当日有権者数:46,146人 最終投票率:49.82%(前回比:-0.48pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
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中村隆象 | 66 | 無所属 | 元 | 6,600票 | 29.04% | |
竹下司津男 | 46 | 無所属 | 現 | 5,648票 | 24.85% | |
前田宏三 | 65 | 無所属 | 新 | 5,341票 | 23.50% | |
松島岩太 | 47 | 無所属 | 新 | 3,104票 | 13.66% | |
清原哲史 | 66 | 無所属 | 新 | 1,857票 | 8.17% | |
安松禧議 | 68 | 無所属 | 新 | 178票 | 0.78% |
経歴詐称問題
経歴を詐称していたとして公職選挙法違反(虚偽事項の公表)容疑で刑事告発された事が報じられた。
貿易会社代表としていたが、3年前に解散した実態のない企業であった。経歴について「会社が閉鎖されていた事実を知らなかった」と述べているが、登記には代表清算人として竹下の名前が記載されていた[8][9]。
2011年1月20日、古賀市議会の定例会本会議において経歴詐称問題について答弁し、登記に問題があった事実を認めた上で、故意ではなかったと主張、また、摂理に関わっていた事を認めた[3]。
またこれらの問題で、自民党の前田宏三福岡県議会議員(自身が経営する企業に政務調査費を支払い)と渡辺具能衆議院議員(スピード違反で逮捕)は、竹下を支援していたことで自身の不祥事による支持率低下に追い討ちをかけることとなり、渡辺は引退を表明、前田は自民への追い風が吹く中であったが福岡県議選で落選した [10]。
2011年10月11日付で、虚偽事項の公表による公職選挙法違反で書類送検されていたことが報じられた。また、閉鎖された会社と同名の別会社を資本金100円で告示3日前に登記していた事が明らかになった。[11]2012年11月27日、福岡地検は嫌疑不十分で不起訴処分とした[12]。
竹下は自身が教祖の性犯罪が問題となった摂理の幹部であったと報じた週刊朝日の記事をめぐり、朝日新聞出版を名誉毀損で訴えていたが、最高裁判所は竹下の上告を退け竹下の敗訴が確定した[13]。
脚注
- ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、394頁。
- ^ 仰天!あのSEX教団元幹部が市長になった『週刊朝日』1月28日号
- ^ a b 虚偽経歴 議会で陳謝 古賀市長[リンク切れ] - 西日本新聞2011年1月21日朝刊
- ^ 西日本新聞2010年11月29日朝刊[リンク切れ]
- ^ 古賀市長選、新人・竹下司津男氏が接戦を制し当選
- ^ REAL POLITICS JAPAN : 選挙情報・分析 - 選挙データ : 福岡県 古賀市
- ^ 古賀市長選挙(2014年11月30日投票)候補者一覧 政治山
- ^ 清算人「竹下司津男」は別人物?~古賀市長選・経歴詐称疑惑(4)
- ^ 初登庁の日に「経歴詐称」で騒がれたトンデモ市長
- ^ 古賀市・竹下市長を担いだ自民党前県議が非難~支持低下の焦りか?
- ^ 経歴詐称疑惑で書類送検 居直る古賀市長への疑問
- ^ “福岡・古賀市長:虚偽経歴問題 竹下市長不起訴 容疑不十分で地検”. 毎日新聞 (2012年11月27日). 2012年12月27日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “週刊朝日側、勝訴が確定 最高裁、古賀市長の上告棄却”. 朝日新聞 (2014年3月6日). 2015年4月2日閲覧。
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