福本修
福本 修(ふくもと おさむ、1958年- )は、日本の精神分析家。恵泉女学園大学教授。
横浜市生まれ[1]。1982年東京大学医学部卒業、1990年8月静岡大学保健管理センター助教授。1993年ロンドンのタビストック・クリニック成人部門に学び、2000年同成人精神分析的精神療法課程修了。1994年「精神病様症状を持つ「スキゾイド・パーソナリティ」の治療過程と治療者の機能」で東京大学より医学博士の学位を取得。2000年恵泉女学園大学人文学部教授。2006年代官山心理・分析オフィス開設[2]。
著書
共編
翻訳
- ロラン・ジャカール『フロイト』法政大学出版局 りぶらりあ選書 1987
- P.H.ウェンダー, D.F.クライン『現代精神医学への招待 生物学的アプローチの射程』松浪克文共訳 紀伊国屋書店 1990
- オットー・F.カーンバーグ 他『境界例の力動的精神療法』松浪克文共訳 金剛出版 1993
- ジャン・ラプランシュ,J.-B.ポンタリス『幻想の起源』法政大学出版局 りぶらりあ選書 1996
- R.D.ヒンシェルウッド『クリニカル・クライン クライン派の源泉から現代的展開まで』木部則雄,平井正三共訳 誠信書房 1999
- ウィルフレッド・ルプレヒト・ビオン『精神分析の方法 セブン・サーヴァンツ』1-2 平井正三共訳 法政大学出版局 りぶらりあ選書 2002
- ロイ・シェーファー編『現代クライン派の展開』誠信書房 2004
- ドナルド・メルツァー『夢生活 精神分析理論と技法の再検討』新宮一成,平井正三共訳 金剛出版 2004
- カタリーナ・ブロンスタイン編『現代クライン派入門 基本概念の臨床的理解』平井正三共監訳 小野泉,阿比野宏, 子どもの心理療法セミナーin岐阜訳 岩崎学術出版社 2005
- ジャック・デリダ『アーカイヴの病 フロイトの印象』法政大学出版局 叢書・ウニベルシタス 2010
- ジャン-ミシェル・キノドス『フロイトを読む 年代順に紐解くフロイト著作』監訳 岩崎学術出版社 2013
- R.D.ヒンシェルウッド『クライン派用語事典』衣笠隆幸総監訳 奥寺崇,木部則雄,小川豊昭,小野泉共監訳 誠信書房 2014
- ウィルフレッド・R・ビオン著 フランチェスカ・ビオン編『タヴィストック・セミナー』岩崎学術出版社 2014