神代温泉

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神代温泉
温泉情報
所在地 富山県氷見市神代
座標 北緯36度47分42.7秒 東経136度57分57.9秒 / 北緯36.795194度 東経136.966083度 / 36.795194; 136.966083座標: 北緯36度47分42.7秒 東経136度57分57.9秒 / 北緯36.795194度 東経136.966083度 / 36.795194; 136.966083
交通 詳しくは交通アクセスの項を参照のこと
泉質 含炭酸鉄強食塩泉
泉温(摂氏 52.0 °C
湧出量 120L(毎分)
pH 7.3
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神代温泉(こうじろおんせん)は、富山県氷見市に位置する温泉である。仏生寺川支流の神代川奥に位置する[1]

沿革[編集]

1950年石油探査掘削中に地下720mから温泉が湧出した[1]

泉質[編集]

温泉は200mほど離れた源泉から引き、一切空気に触れないまま適温に覚まし、湯口は無色透明だが、すぐに鉄分酸化する。このため、湯槽は赤茶色に濁っており、透明度は10cm以下、コンクリートの湯船が褐色に染まり[1]、鉄泉と塩泉、微量の炭酸泉等の濃度が濃い。自噴する源泉掛け流しの温泉である[2]

  • 含炭酸鉄強食塩泉[1]
    • 源泉温度 52℃
    • 毎分湧出量120リットル
    • 無色透明、湯槽は赤茶色
    • 加温、加水、循環濾過、塩素消毒なし
    • 胃腸病、婦人病、神経痛などに効果あり[1](※いずれも効能はその効果を万人に保証するものではない)

温泉街[編集]

共同浴場はない。温泉地にある元旅館(神代温泉旅館[1])で日帰り入浴のみ可能。

交通アクセス[編集]

公共交通
  • 能越自動車道氷見南ICより約10分
  • 氷見市中心部からは富山県道361号五十里氷見線高岡方面へ。
    高岡市方面からも同県道を経て向かうことができるが、冬季は市境・三方峰峠をまたぐ山越え区間(高岡市五十里 - 三方峰峠 - 氷見市蒲田)が閉鎖され、車両の通り抜けが出来ない。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f 『全国温泉大事典』(1997年12月18日、野口冬人著、旅行読売出版社発行)477ページ。
  2. ^ 『行きたい!残したい!すごい温泉100』(2023年、イカロス出版発行)92頁。

関連項目[編集]