この項目では、元末明初の画家について説明しています。河北省出身の作家(1943年-)については「王蒙 (作家)」をご覧ください。 |
王蒙(おうもう、Wáng Méng、ㄨㄤˊㄇㄥˊ、1308年 - 1385年)は元末期の画家で元末四大家の一人。
初めは行中書省の役人をしていた。しかし元末期から国が乱れて各地で騒乱が発生すると、騒乱から避難するために官を辞して杭州北部の黄鶴山に隠棲した。このとき、王蒙は黄鶴山樵と号している。
絵画に才能を発揮し、自分と同じく元末四大家の一人である黄公望に師事した。王蒙の絵画は黄公望の他に唐時代の王維、宋時代の巨然らの影響を受けて緻密ながら壮大な山水画を描いたという。このため、王蒙は南宋画の大成者の一人とまで称された。また、絵画だけでなく、試作にも優れた才能を発揮している。
明時代には洪武帝の招聘を受けて州知事にまで昇進したが、胡惟庸の獄に連座して獄死した。
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