犀川 (岐阜県)
犀川 | |
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墨俣一夜城脇を流れる犀川 | |
水系 | 一級水系 木曽川 |
延長 | 12.0 km |
平均流量 | -- m³/s |
流域面積 | 17.18 km² |
水源 | 岐阜県本巣市 |
水源の標高 | -- m |
河口・合流先 | 長良川(岐阜県) |
流域 | 岐阜県 |
犀川(さいかわ)は、岐阜県を流れる木曽川水系の河川。木曽三川の長良川の支流である。
地理
岐阜県本巣市山口(旧本巣郡本巣町)で根尾川から取水した席田用水の分流である真桑用水が南へ流れ岐阜県本巣市下真桑(一級河川としての起点)から犀川となる。瑞穂市を流れ、大垣市墨俣町墨俣からは、長良川と並行し、安八郡安八町大森で長良川に合流する。
古くから洪水が多く、水門、ポンプ場、遊水地が設けられている。昭和初期には河川改修の問題により、安八郡の住民による暴動(犀川事件)が発生した歴史がある。
大垣市墨俣町の墨俣城の犀川堤は桜の名所であり、飛騨・美濃さくら三十三選に指定されている。
歴史
- 1530年(享禄3年):大洪水により、根尾川の本流は藪川(現在の根尾川)に移る。この洪水により、犀川ができる。
- 1641年(寛永18年):席田用水と真桑用水とで水量を巡る争いが発生する。幕府裁定により、席田用水が6割、真桑用水が4割に決まる。
- 1929年(昭和4年)1月7日:河川改修工事を巡り、安八郡の7町村の町村長及び役場全職員は県知事に対し辞表を提出。これをきっかけに住民と警察、軍隊が衝突する(犀川事件)。
主な支流
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天王川との合流点。左に犀川溢流樋門があり長良川に接続。奥の水門(犀川制水樋門)から新犀川となる。
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長良川河川敷を流れる新犀川
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支流の天王川にある犀川第1排水機場
主な橋
外部リンク