榊原千絵

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榊原 千絵(さかきばら ちえ)は、日本人文地理学者。専門は文化地理学文化人類学北米先住民研究。オクラホマ州 オクラホマ大学(University of Oklahoma)准教授。研究活動の主要な場と対象は、アメリカで、近年はアラスカ先住民環境観、口承、音楽についてのフィールドワークで多くの業績をあげている。

新進気鋭の研究者として、その関心領域は広く、アイヌイヌイット等の先住民の暮しや伝統に、エコロジカルな生活様式の可能性を探ることから、彼らの生活を直接脅かす「地球温暖化」の問題にまで及んでいる。なお最近はアメリカでの研究成果のプレゼンテーション、メディア活動だけでなく日本、ヨーロッパでの講演活動にも力を入れている。出版活動は主にアメリカで行われ、文化地理学北極研究のエリアで論文の発表を精力的に行っている。

経歴

愛知県知多郡出身。愛知県立大学在学中にオクラホマ大学に留学、愛知県立大学卒業後に、再びオクラホマ大学で、美術史と地理学を学び、2007年地理学でPh.D.を取得。2008年から2010年まで、コロンビア大学付属地球研究所研究員。2010年から2011年までノースカロライナ州アパラチアン州立大学准教授[1]。2012年より、オクラホマ大学勤務。

脚注・出典

  1. ^ Chie Sakakibara”. Department of Geography and Planning, Appalachian State University. 2011年2月4日閲覧。

外部リンク

  • [1]榊原千絵 プロフィール - コロンビア大学在職時