栗原裕 (経済学者)

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栗原 裕(くりはら ゆたか、1962年昭和37年) - )は、日本経済学者。専門は、国際金融論。愛知大学経済学部教授。

概要

欧州経済を舞台とした国際金融の理論・制度を研究の主領域とする。愛知大学経済学部教授のほか、名古屋大学高等研究院客員研究員・中部大阪商品取引所市場取引監視委員などを歴任した。

高等教育論、ICT活用教育にも造詣が深く、2005年に設立された日本リメディアル教育学会の発起人となった。また、かつて独立行政法人メディア教育開発センター研究員を併任していた。

愛知大学では2007年から2011年まで理事・経済学部長[1]2014年より図書館長(名古屋図書館長兼務)[2]をつとめる。

人物

名古屋市の出身。南山大学外国語学部英米学科を卒業後、神戸大学大学院経営学研究科に進学。博士前期課程を修了し、商学修士1992年に博士後期課程を単位取得満期退学。

光陵女子短期大学を経て1999年より愛知大学経済学部に着任。2007年に経済学部長。2014年より愛知大学図書館長。

学外機関の役職としては、日本国際経済学会幹事・日本金融学会常任理事・グローバル人材育成教育学会理事を歴任。

略歴

所属学会

受賞歴

著書

単著

  • 『EU通貨統合の深化と拡大』(2000年/中日新聞社
  • 『知への作法 大学1年生のための学習スキル freshman seminar』(2003年/有斐閣アカデミア
  • 『グローバル時代のビジネス・政策デザイン 経済学からのアプローチ』(2003年/有斐閣アカデミア)(第2版、2004年)
  • 『経済学・宣言』(2006年/学文社
  • 『グローバル・エコノミクス宣言』(2009年/学文社)

共著

脚注

  1. ^ 愛知大学広報課(2007)『愛知大学通信 第176号』
  2. ^ 愛知大学図書館(2014)『韋編 第41号』

外部リンク