林海音

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林 海音
プロフィール
出生: 1918年
死去: 2001年12月1日
出身地: 日本の旗 日本大阪府大阪市
職業: 小説家
各種表記
繁体字 林海音
簡体字 林海音
拼音 Lín Hăiyīn
和名表記: りん かいいん
発音転記: リン ハイイン
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林海音

林 海音(りん かいいん)は台湾の女流作家。小名は英子

両親が日本で事業経営していた関係で林海音は大阪で出生している。出生後台湾に戻るが、間もなくして北京に移住、城南地区の廠甸小学春明女子中学北京新聞専科学校を卒業している。林海音の父親は12歳の時に死去しており、残された母親と共に弟2人、妹3人を育てている。卒業後は『世界日報』の見習い記者として勤務し、作家であるzh:夏承楹と結婚している。その後は『聯合報』の副刊に10年にわたり主筆し、1960年に小説『城南旧事』を発表し、小説家としての地位を確立した。

晩年は糖尿病脳卒中肺炎に苦しみ、内臓機能の低下により2001年12月1日11時46分に死去している。

林海音の残した言葉に「有人得意、看背影就可以知道。有人失意,聴脚歩音就可以知道(得意げな人は後姿を見れば分かり、失意にある人は足音を聴けば分かる)」がある。

著作

  • 『曉雲』
  • 城南旧事
  • 『婚姻的故事』
  • 『金鯉魚的百襉裙』
  • 『緑藻與鹹蛋』
  • 『冬青樹』
  • 『我的京味児回憶録』
  • 『写在風中』
  • 『剪影話文壇』
  • 『春声已遠』
  • 『作客美国』
  • 『芸窗夜読』

外部リンク