末盛憲彦
末盛 憲彦(すえもり のりひこ、1929年 - 1983年)は、NHKプロデューサー・ディレクター。慶應義塾大学出身。カトリック[1]。
人物
「夢であいましょう」「ステージ101」のほか多くの人気番組を手がけたが、1983年に「この人・武原はんショー」の番組演出をした翌日、冠状動脈硬化症により代々木の自宅で急死した[2]。
私生活では、短い結婚のあと、舟越保武の長女で絵本編集者の千枝子と再婚、2児をもうけた[2]。妻の末盛千枝子は夫没後に手掛けた絵本『あさ One morning』で1986年にボローニャ国際児童図書展のグランプリを受賞、1988年に株式会社すえもりブックスを起業、1995年に夫の友人の古田暁(元神父、神田外語大学名誉教授)と再婚した[1][2][3]。
制作番組
- 午後のおしゃべり
- 夢であいましょう(1961年4月8日 - 1966年4月2日)演出[4]
- NHK紅白歌合戦
- ステージ101(1970年1月10日 - 1974年3月31日)
- 東京の山賊(1970年4月18日)演出[5]
- 音楽の花ひらく
- 歌謡グランド・ショー(1972年4月4日 - 1973年3月27日)
- 歌のゴールデンステージ
- 世界史漫遊
- ビッグ・ショー
- テレビファソラシド(1979年4月3日 - 1982年3月13日)
- この人○○ショー
制作舞台
- THE MAN THE MUSIC HIDEMI SAITO'80(1980年)構成・演出[6]
関連書
脚注
- ^ a b 夫の看取りと、車椅子で生活する長男との2人暮らしで知った「幸せとは、自分の運命を受け容れること」の意味末盛千枝子インタビュー #2文春オンライン、 2019/12/2
- ^ a b c 2人の息子たちを抱えて最初の夫が突然死 なぜそれでも、「人生」は生きるに値するのか 末盛千枝子インタビュー #1文春オンライン、 2019/12/21
- ^ 古田暁インタビュー神田外語グループ
- ^ “夢であいましょう”. NHKアーカイブス(番組). NHK. 2016年7月12日閲覧。
- ^ “「東京の山賊」”. NHKアーカイブス(番組). NHK. 2016年7月12日閲覧。
- ^ “過去の公演 1980年”. 銀座 博品館劇場. 銀座 博品館劇場. 2016年7月12日閲覧。
外部リンク
- 末盛憲彦さんに関する参考資料STAGE101 MANIACS、2004年