明王院 (和歌山県高野町)

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明王院
所在地 和歌山県伊都郡高野町大字高野山146
位置 北緯34度12分53.1秒 東経135度34分50.2秒 / 北緯34.214750度 東経135.580611度 / 34.214750; 135.580611座標: 北緯34度12分53.1秒 東経135度34分50.2秒 / 北緯34.214750度 東経135.580611度 / 34.214750; 135.580611
宗派 高野山真言宗
寺格 別格本山
本尊不動明王
創建年 弘仁7年(816年
開山 弘法大師
中興 如法
正式名 高野山別格本山明王院
別称 赤不動
札所等 近畿三十六不動尊霊場第35番
文化財 絹本著色不動明王二童子像一幅(重要文化財)
公式サイト 明王院
法人番号 3170005004951 ウィキデータを編集
明王院 (和歌山県高野町)の位置(和歌山県内)
明王院 (和歌山県高野町)
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明王院(みょうおういん) は、和歌山県高野町高野山真言宗の寺院。高野山のなかほど本中院谷に所在。日本三不動のひとつ「赤不動」として知られる。 

概要

寺伝によれば弘仁7年(816年)、空海(弘法大師)が高野山を開くにあたり、自ら刻んだ五大明王を安置し開創したという。

本堂の内陣は左右に分かれており、向かって右には本尊「赤不動」、脇仏弘法大師像で、左には後醍醐天皇画像。左の内陣は不動明王立像による護摩壇になっている。


文化財

重要文化財
  • 絹本着色不動明王二童子像 - 通称「赤不動」。園城寺を開いた円珍作と伝えられるが、実際の制作は鎌倉時代と推定される。後醍醐天皇が守り本尊として吉野に逃れる際にも所持したという。明王院開創当初の本尊五大明王像の焼失後、当寺に本尊として祀られている。京都・青蓮院の「青不動」、滋賀・園城寺の「黄不動」とともに日本三不動の一とされる。通常は非公開であるが4月28日の赤不動大祭で開帳される。

札所

所在地

  • 和歌山県伊都郡高野町高野山146

関連項目

外部リンク