日本の平和の鐘
日本の平和の鐘(にほんのへいわのかね、Japanese Peace Bell)は、1954年に日本国際連合協会から国際連合に贈られた鐘。
概要
当時の加盟国を中心とした、60数カ国の貨幣が溶かし込まれている(なお、日本の国連加盟は1956年)。また、鐘の側面には「世界絶対平和万歳」の文字と国境の無い世界地図が刻印されている。鐘を打ち付ける部分には原子力マークが描かれており核兵器廃絶への願いが込められている。この鐘は宇和島市の泰平寺にある「世界絶対平和万歳の鐘」をモデルとして製作された。毎年9月21日に国連本部で行われる世界平和デーの式典では、必ずこの鐘が打ち鳴らされる。
- "Whenever it has sounded, this Japanese Peace Bell has sent a clear message. The message is addressed to all humanity. Peace is precious. It is not enough to yearn for peace. Peace requires work -- long, hard, difficult work."
鐘を鳴らす手順
正面の丸い窪みのような”鏡”に自分の心を写す。 次に、反対側へ回り鐘をならす。この鐘の音が完全に消えるまで次の人は叩いてはいけない。
外部リンク
- Japanese Peace Bell 国連webの解説、和文
- 世界平和デー
- 世界絶対平和万歳の鐘「平和の鐘」のモデルとなった鐘のサイト