旋毛
旋毛(つむじ、せんもう)は、頭部の毛髪が放散するようにうずを巻いている部分のことである。主に頭頂部に見られる。
概要
右巻きの旋毛と左巻きの旋毛の二通りがあり、左向きの旋毛を持つ人と右巻きの旋毛を持つ人の割合は右巻きが63%、左巻きが31%。一箇所のみの人が大多数であるが、時には旋毛を持っていない人や、複数の旋毛を持つ人もいる。
旋毛は人間以外の動物にも見られる。
慣用表現
旋毛を使った慣用表現として、「つむじ曲がり」や「左巻き」がある。意味はともに変わり者や捻くれ者を指すが、これは釈迦の白毫が右巻きであったことに由来する。また、沖縄県ではつむじを二つ持つことを「たーちまちゃー」ともいい、わんぱくものの意味に用いる。