岩屋寺 (島根県奥出雲町)
岩屋寺 | |
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所在地 | 仁多郡奥出雲町中村1331 |
山号 | 金巌山 |
宗旨 | 真言宗 |
宗派 | 真言宗御室派 |
本尊 | 十一面観音菩薩 |
創建年 | 天平勝宝8年 |
文化財 | 岩屋寺の切開 |
法人番号 | 4280005006259 |
岩屋寺(いわやじ)は、島根県仁多郡奥出雲町にある真言宗御室派の寺院。山号は金巌山。本尊は十一面観音菩薩。
歴史
寺伝によれば、天平勝宝8年の創建で、聖武天皇・勅願所であったという。もとは古義真言宗で高野山を本山としていた。横田の庄が石清水八幡宮の荘園になってから、伯耆の大山寺、出雲の鰐淵寺等のように、蔵王信仰・修験道も入り荘園の信仰の中心となった。
文化財
国の天然記念物
- 岩屋寺の切開(きりあけ) - 岩屋寺山の中腹にある小峡谷、長さは80mに過ぎないが、両岸は高さ20m~10mの切り立った岩壁で、間隔は狭く、上部はわずかに1.5m、下部は3.5mと下方において広い。粗粒の黒雲母、花崗岩が直立した節理面に沿って侵食でできたもので、地理学的には極幼年性V字谷で上部より下部において広いのはまれなものであるという。