小竹文夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。240d:2:4f1c:3100:95e7:732a:a273:c560 (会話) による 2022年4月7日 (木) 01:19個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

小竹 文夫
人物情報
生誕 (1900-01-18) 1900年1月18日
日本の旗 日本石川県
死没 (1962-10-16) 1962年10月16日(62歳没)
出身校 東亜同文書院大学商務科、京都帝国大学文学部東洋史学科
学問
研究分野 東洋史
研究機関 東亜同文書院大学金沢大学東京教育大学
学位 文学博士(東京教育大学)
テンプレートを表示

小竹 文夫(おだけ ふみお、1900年1月18日 - 1962年10月16日)は、日本の東洋史学者。

経歴

1900年石川県生まれ。1922年6月[1]上海の東亜同文書院を卒業後(第19期生)、1928年[2]京都帝国大学文学部東洋史学科を卒業し、戦前は東亜同文書院大学教授となる。

戦後は金沢大学東京教育大学で教授を務めた。1961年「清代社会経済史の基礎研究 人口と耕地の問題」で東京教育大学文学博士号を取得。司馬遷史記』の全訳を弟の小竹武夫と共に行った[3]

著書

  • 『現代支那史』弘文堂書房 1940年
  • 『近世支那経済史研究』弘文堂書房 1942年
  • 『支那の自然と文化』弘文堂書房 教養文庫 1947年
  • 『上海三十年』弘文堂 アテネ文庫 1948年
  • 『中国社会 社会科文庫』三省堂 1949年
  • 『東洋歴史辞典』弘文堂 アテネ文庫 1953年
  • 『中国の思想問題 胡風事件をめぐって』大学出版協会 1956年
  • 『中共の人民公社について』日本文化連合会叢書 1959年

共著編

  • 『世界史 東洋』鈴木俊共編 雄渾社 1956年
  • 『世界史辞典』編 岩崎書店 1957年 学生の辞典新書
  • 『世界人名辞典』編 岩崎書店 1957年 学生の辞典新書
  • 『東洋史』鈴木俊共編 有信堂 1957年
  • 『現代中国革命史 人民政府の成立について』草野文男共著 弘文堂 アテネ新書 1958年
  • 百家争鳴 中共知識人の声』編著 弘文堂 1958年
  • 『元史刑法志の研究訳註』岡本敬二共編著 教育書籍 1962年

翻訳

脚注