小カエピオ

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クィントゥス・セルウィリウス・カエピオラテン語: Quintus Servilius Caepio, 生没年不詳)は、共和制ローマ末期の政治家小カエピオと呼ばれ、執政官属州総督を務めた同名の父(大カエピオ)と区別されるが、祖父 (deや長男 (enも同名である。紀元前91年プラエトルを務めた。

ガイウス・ユリウス・カエサルの愛人セルウィリアは娘で、紀元前44年にカエサルを暗殺したマルクス・ユニウス・ブルトゥスは孫にあたる。また一男二女を儲けた妻のリウィアとは後に離婚しており、彼女はカト・サロニアヌスマルクス・ポルキウス・カト・ケンソリウス(大カト)の孫)と再婚して小カトを生んだ。したがって、同名の長男やセルウィリアにとって小カトは異父兄弟であり、これによって孫のブルトゥスは2つの伝統ある血筋と強い繋がりを持つ事になった。