セルウィリア・カエピオニス

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セルウィリア・カエピオニスラテン語: Servilia Caepionis, 紀元前107年 - 紀元前42年以降)は、共和政ローマ末期の人物。ガイウス・ユリウス・カエサルの愛人。小カエピオの娘で、祖父は大カエピオ。弟にクィントゥス・セルウィリウス・カエピオ、異父弟にカエサルの政敵マルクス・ポルキウス・カト・ウティケンシス(小カト)、息子に後にカエサルの暗殺に関与するマルクス・ユニウス・ブルトゥスがいる。

彼女が生まれて早くに両親が離婚し、母方の叔父マルクス・リウィウス・ドルススの元で育てられたが、彼女が9歳の時に死別した。2度結婚しており、最初はマルクス・ユニウス・ブルトゥス・マイヨル(大ブルトゥス)と結婚、同名の息子ブルトゥスを産んだ。大ブルトゥスの死別後はデキムス・ユニウス・シルアヌスと再婚、2人の娘ユニア・セクンダとユニア・テルティアを儲けた。ユニア・セクンダはマルクス・アエミリウス・レピドゥスに、ユニア・テルティアはガイウス・カッシウス・ロンギヌスに嫁いだ。

カエサルの愛人になったのは紀元前63年で、愛人関係は彼の暗殺(紀元前44年)まで続いた。息子ブルトゥスが暗殺の中心人物の1人だったことから陰謀はセルウィリアの邸宅で行われていたと考えられている。しかしながら第二回三頭政治では彼女はプロスクリプティオの対象とはならず、息子が紀元前42年フィリッピの戦いで自死すると、遺灰は彼女の元に届けられたと言う。

没年は分かってはいないが、老衰で死んだと伝えられる。

家族[編集]