寝言

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寝言(ねごと)とは、眠ったままの状態で言葉を発すること。転じて、愚にも付かない戯言を指す場合にもこう形容する。

これらは、睡眠中の無意識状態で発する言葉を指し、言葉を発している本人には意識が無いことから、記憶に残らない場合がほとんどである。

寝言は一般的にを見ているレム睡眠の際に発せられると考えられており、当人が見ていた夢の内容に影響される傾向が強い。夢を見ている際に無意識に体が動く反射運動の一種とされる。当人に明確な意識が無いため、その内容はとりとめが無く、時に珍妙な発言が聞かれることも多い。

動物でもある程度の知能があるものは夢を見ることが知られているが、その夢に影響されるのか、寝ながら鳴く個体も見られる。

寝言に関連したことわざとして、「唐人の寝言(何を言っているのかわからない)」がある[1]

脚注

注釈
出典
  1. ^ 鈴木棠三 広田栄太郎 編 『故事ことわざ辞典』 1968年 東京堂出版 p.661