孤独な嘘
孤独な嘘 | |
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Separate Lies | |
監督 | ジュリアン・フェロウズ |
脚本 | ジュリアン・フェロウズ |
原作 |
ナイジェル・バルチン A Way Through the Wood |
製作 |
スティーヴ・クラーク=ホール クリスチャン・コルソン |
製作総指揮 | ポール・スミス |
出演者 |
トム・ウィルキンソン エミリー・ワトソン ルパート・エヴェレット |
音楽 | スタニスラス・サイレウィック |
撮影 | トニー・ピアース=ロバーツ |
編集 |
アレックス・マッキー マーティン・ウォルシュ |
製作会社 |
Celador Films DNA Films |
配給 |
フォックス・サーチライト・ピクチャーズ 20世紀フォックス |
公開 |
2005年9月16日 2005年11月18日 |
上映時間 | 85分 |
製作国 | イギリス |
言語 |
英語 フランス語 |
興行収入 | $3,452,023[1] |
『孤独な嘘』(こどくなうそ、Separate Lies)は2005年のイギリスの映画。原作はナイジェル・バルチンの1951年の小説『A Way Through the Wood』。
日本では劇場未公開だが、2009年10月2日にDVDが発売された。
本作が初監督作品となるジュリアン・フェロウズが2005年のナショナル・ボード・オブ・レビュー賞で新人監督賞を受賞。
ストーリー
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
裕福な会社役員で弁護士のジェームズは、都会の喧噪を離れ、妻アンと郊外の家で暮らしている。そんなある日、家政婦の夫がひき逃げ事故に遭って亡くなる。車の引っかき傷から轢いた犯人が近所の名家の息子ビルであると気付いたジェームズは、真実を警察に告げようとするが、アンはビルの車を運転して事故を起こしたのが自分であること、そしてビルと不倫関係にあることを告白する。それを聞いたジェームズは自分の社会的地位を守るため、真実を隠すことにする。一方、罪悪感に苛まれたアンは事故の真相を家政婦に告白するが、家政婦は恩のあるアンをかばって嘘の証言をする。これにより事件は曖昧なまま収束し、アンはジェームズのもとに戻る。
月日が経ち、アンと以前と変わらぬ生活を送っていたジェームズは、ある日、ビルが病魔に冒され、余命わずかであることを知る。ビルに会ったジェームズは、アンに言わないように頼まれるが、ビルの深刻な状況に隠すことができず、アンに話してしまう。そしてビルの世話をするために家を出て行くアンをジェームズは見送る。そんなアンを深く愛していることにジェームズは改めて気付く。
アンの献身的な世話も空しくビルが亡くなる。ビルの葬儀の場でアンと再会したジェームズは彼女を近くの駅まで送る。
登場人物
- ジェームズ・マニング - トム・ウィルキンソン(吹替:稲垣隆史)
- アン・マニング - エミリー・ワトソン(吹替:大西多摩恵)
- ビル・ビュール - ルパート・エヴェレット(吹替:山野井仁)
脚注
- ^ “Separate Lies (2005)” (英語). Box Office Mojo. 2012年2月3日閲覧。