大野陽子
獲得メダル | ||
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日本 | ||
柔道 | ||
グランドスラム | ||
銀 | 2015 東京 | 70kg級 |
大野 陽子(おおの ようこ、女性、1989年11月27日 - )は、島根県大田市出身の日本の柔道選手。階級は70kg級。身長169cm。血液型はAB型。段位は参段。組み手は左組み。得意技は内股[1]。立命館大学卒。2012年4月よりコマツ女子柔道部に所属[2]。
来歴
島根県浜田第一中学校時に全国中学校柔道大会で63キログラム級でベスト8進出。同試合を見ていた立命館宇治高校の監督の目に留まり、立命館宇治高に進学。高校1年生からレギュラーとして活躍し団体・個人ともに3年連続でインターハイに出場した。3年生時に78キログラム級で3位に入り全国的に知られる存在になった[1]。高校時代に左肩脱臼の怪我を負い手術した影響もあり大学2年生まで試合から遠ざかる。大学3年生時に全国皇后杯に出場し全国ベスト8になり、秋に実施された全国大学柔道選手権で70キロ級決勝で1年先輩である山梨学院大学4年生谷口亜弥(島根県大田市出身)と対戦し優勢勝ちで初めて全国チャンピオンとなった[1]。翌年の大学4年生時には体重別選手権で準優勝し頭角を現した[1]。2012年にはコマツの所属となると、講道館杯で優勝を飾った。2015年の講道館杯では3年ぶり2度目の優勝を飾った[3]。12月のグランドスラム・東京では決勝で新井千鶴と対戦すると、先に指導3まで取るが終了直前に追いつかれると、GSに入ってから3分過ぎに反則負けを喫して2位にとどまった[4]
IJF世界ランキングは60ポイント獲得で83位(16/5/2現在)[5]。
戦績
- 2007年 - インターハイ 3位
- 2009年 - 体重別団体 3位
- 2009年 - 全日本学生柔道優勝大会 優勝
- 2010年 - 全日本学生柔道優勝大会 5位
- 2010年 - 学生体重別 優勝
- 2010年 - 体重別団体 3位
- 2011年 - 体重別 2位
- 2011年 - 学生体重別 3位
- 2011年 - グランプリ・アムステルダム 3位
- 2011年 - 体重別団体 2位
- 2011年 - 講道館杯 5位
- 2011年 - グランドスラム・東京 5位
- 2012年 - 実業柔道団体 優勝
- 2012年 - 講道館杯 優勝
- 2013年 - ヨーロッパオープン・オーバーヴァルト 3位
- 2013年 - グランプリ・ウランバートル 3位
- 2013年 - 講道館杯 3位
- 2014年 - 体重別 3位
- 2014年 - 東アジア選手権 個人戦 2位 団体戦 優勝
- 2015年 - 実業個人選手権 優勝
- 2015年 - 講道館杯 優勝
- 2015年 - グランドスラム・東京 2位
- 2016年 - 選抜体重別 3位
(出典[1]、JudoInside.com)。
脚注
- ^ a b c d e 「柔道全日本強化選手名鑑 2013」近代柔道 ベースボールマガジン社、2013年4月号
- ^ KOMATSU 部員紹介
- ^ 引退覚悟で優勝の大野、感涙「優勝だけを狙った」 サンケイスポーツ 2015年11月7日
- ^ 大野陽子、決勝で惜敗「もっと攻める柔道を」 - 柔道 日刊スポーツ 2015年12月5日
- ^ World ranking list