大島春行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大島 春行(おおしま はるゆき、1950年- [1])はNHK解説委員。担当分野は経済。

来歴・人物[編集]

大阪市出身。大阪市長を務めた大島靖[2]氏の長男。

1975年慶應義塾大学商学部卒、NHK入局[3]。横浜放送局を経て経済部記者となる。経済部では通産省、大蔵省、日銀、自動車、電機、エネルギーなどを担当。1989年-1993年ワシントン特派員[1]、1995年大阪放送局デスク、1997年経済部デスク、2000年ニューヨーク特派員などを経て2003年から解説委員となり現在に至る。

経済記者時代は、三光汽船破綻、 日米貿易交渉、日米鉄鋼業界合併など数々のスクープを連発、日米構造協議では全議事録を単独入手し、日米双方の経済学者などからいまだに照会を受けている。デスクに転じてからは、NHKスペシャルクローズアップ現代など十数本の経済番組を手がける。

2000年以降では、Nスペでは、「資本主義はどこへ行くか」、「IT革命の衝撃」、NY特派員時代の「米国通信バブル崩壊の衝撃」、「アメリカ がおかしくなっている~エンロン事件の深層」、「米国消費バブルの行方」、解説委員時代の「市町村は変わるか~構造改革特区」 クロ現では、「グリーンスパン神話の崩壊」、「911テロ・NYシリーズ」など多数。 解説委員になってからは、Nスペを制作しながら、夕方のラジオも担当。2003年以降一貫して米国経済の危うさを警告し続けている。[3]

担当番組[編集]

現在[編集]

過去[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 大島春行 プロフィール
  2. ^ 「元大阪市長の大島靖氏が死去・喪主は長男の春行氏」https://power-up-osaka.blog.ss-blog.jp/2010-08-09
  3. ^ a b 佐原おかみさん会