堀場清子
堀場 清子(ほりば きよこ、1930年10月19日 - )は、日本の詩人、女性史研究家である。
広島県広島市生まれ。東京で育つが、縁故疎開先の広島で原爆被害を目撃する。早稲田大学文学部国文科卒業。鹿野政直の妻で本姓は鹿野。共同通信社勤務を経て詩作・評論に専念する。詩誌『いしゅたる』主宰。1990年、『イナグヤ ナナバチ/沖縄女性史を探る』で第5回女性史青山なを賞、1993年『首里』で第11回現代詩人賞受賞。2010年、第14回女性文化賞。ほか高群逸枝、原爆被害の研究をおこなう。
著書
- 狐の眸 詩集 昭森社 1956
- 空 詩集 冬至書房 1962
- アメリカの裏窓 1968 (潮新書)
- ズボンにかんする長い物語 詩集 昭森社 1971
- じじい百態 詩集 国文社 1974
- 女たち創造者たち 未来社 1986.1
- 青鞜の時代 平塚らいてうと新しい女たち 1988.3 (岩波新書)
- イナグヤナナバチ 沖縄女性史を探る ドメス出版 1990.1
- 堀場清子詩集 土曜美術社 1992.10 (日本現代詩文庫)
- 首里 詩集 いしゅたる社 1992.11
- 禁じられた原爆体験 岩波書店 1995.6
- 原爆表現と検閲 日本人はどう対応したか 1995.8 (朝日選書)
- 習俗打破の女たち ドメス出版 1998.11
- 延年 詩集 いしゅたる社 2003.12
- 鱗片 ヒロシマとフクシマと ドメス出版 2013.12