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城山八幡宮

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城山八幡宮
城山八幡宮・神門
所在地 愛知県名古屋市千種区城山町2-88
位置 北緯35度10分3秒 東経136度57分35秒 / 北緯35.16750度 東経136.95972度 / 35.16750; 136.95972
主祭神 譽田別命、息長帯比賣命、帯中津日子命
例祭 10月15日
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城山八幡宮(しろやまはちまんぐう)は、愛知県名古屋市千種区城山町に鎮座する神社

由緒

この地域一帯は、江戸時代以前は尾張国愛知郡末森村といわれていた。500年以上前より楠という字(現在の千種区春里町)に八幡社が鎮座していたが、織田信行白山比咩神社を勧請して以来末森城址にあった白山社、ほか末森村内の浅間社、山神社、一ノ御前社を明治41年(1908年)に合祀し、改めて創建となった。

明治45年(1912年)、末森城跡地が八幡社の所有地となり、昭和11年(1936年)に現在地に遷座した。昭和31年(1956年)に現在の城山八幡宮に改称した。

祭神

  • 譽田別命(ほんだわけのみこと、応神天皇
  • 息長帯比賣命(おきながたらしひめのみこと、神功皇后
  • 帯中津日子命(たらしなかつひこのみこと、仲哀天皇
  • 合祀:木花開耶媛命(このはなさくやひめのみこと)、大山祗神(おおやまつみのかみ)、菊理媛命(くくりひめのみこと)、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)

境内末社として山神社(大山祇神)、神明社(天照大神)、津島社(建速須佐之男命)、豊玉稲荷社(稲荷大神)が祀られている。

連理木

連理木

城山八幡宮境内には「連理木(れんりぼく)」と呼ばれる御神木がある。これは幹周り3m53cm、根周り4m30cm、樹高15mの名古屋市内最大のアベマキブナ科の落葉高木)で、一度分かれた幹が再び連なって、さらに伸びていくという珍しい成長をした樹木である。このような連理木は、古来より吉兆とされ、夫婦円満、縁結びの御神木として信仰されている。

交通

  • 名古屋市営地下鉄東山線覚王山駅または本山駅下車。徒歩5分。
  • 名古屋市内では珍しく警笛鳴らせの規制標識が残存する。当該場所は勾配のあるカーブであり見通しが悪い。上り下りともに、通行する車両は標識に従い、警音器を使用して合図する。

その他

  • 毎月第3日曜日には「鎮守の杜のマーケット」というフリーマーケットが境内で行なわれる。
  • 作家城山三郎のペンネームの由来は、この付近に転居したときそれに因んで付けたもの。

外部リンク