名取里美
名取 里美（なとり さとみ、1961年7月31日 - ）は俳人。三重県伊勢市生まれ。
神奈川県立湘南高等学校を経て東京女子大学社会学科経済学国際関係論コースを卒業後、野村総合研究所勤務[1]。
19歳より山口青邨、黒田杏子に師事。1989年第一回ラ・メール俳句賞受賞。1997年藍生賞受賞。2002年第二句集『あかり』により第四回駿河梅花文学賞[2]受賞。山口青邨主宰の俳誌「夏草」を経て黒田杏子主宰の「藍生」所属。日本文藝家協会会員、俳人協会幹事、鎌倉ペンクラブ幹事。
著書
句集
- 『螢の木』（牧羊社 1989）
- 『あかり』（角川書店 2000）
- 『家族』（ふらんす堂 2010）
- 『森の螢』 (角川書店 2020)
共著
- 『あなたに贈る愛の花束 俳句』（北溟社 2003）ISBN 4-89448-445-5
- 『鑑賞 女性俳句の世界』（角川学芸出版 2008）ISBN 978-4-04-621163-7
- 『東川町 椅子』（かまくら春秋社 2018）ISBN978-4-7740-0765-6
- 『富山の置き薬』（かまくら春秋社 2020）ISBN978-4-7740-0803-5
脚注
- ^ 『あかり』（角川書店 2000）ISBN 4-04-871879-7
- ^ 第4回駿河梅花文学賞
参考文献
- 宇多喜代子『戦後生まれの俳人たち』毎日新聞社、2012年、114頁 ISBN 978-4-620-32168-4
外部リンク
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