神奈川県立湘南高等学校

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神奈川県立湘南高等学校
船をモチーフにした校舎
過去の名称 神奈川県立湘南中学校
国公私立の別 公立学校
設立年月日 1920年
共学・別学 男女共学
課程 全日制
定時制
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学期 2学期制
高校コード 14153E
所在地 251-0021
神奈川県藤沢市鵠沼神明五丁目6番10号
外部リンク 公式サイト
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内庭
校舎内は船内のイメージ
冷暖房完備の多目的ホール

神奈川県立湘南高等学校(かながわけんりつ しょうなんこうとうがっこう)は、神奈川県藤沢市鵠沼神明五丁目に所在する公立高等学校

目次

[編集] 概要

略称は“湘南”(しょうなん)で、単に“湘南”といえば湘南高校を指す場合も多い。受験や体育選手育成に偏ることなく生徒の自主性を重んじ、文武両道を校是とする。部活動加入率は兼部を含めると10割を超す。最寄り駅は藤沢本町駅で、ターミナル駅の藤沢駅も徒歩圏内である。全日制のほか、定時制も設置されている(通信制は平成19年度をもって神奈川県立横浜平沼高等学校の通信制と統合し、神奈川県立横浜修悠館高等学校に移管)。

[編集] 歴史

[編集] 略歴

湘南地方には海軍高級士官の子弟が多いため早くから県立中学の設置が待望され、神奈川県下6番目の旧制中学校として神奈川県立湘南中学校が設置された。初代校長は、新潟県女子師範学校(現在の新潟大学教育学部の前身校のひとつ)校長から赴任した赤木愛太郎で、27年間の長きにわたって校長を務めた。戦前は第一高等学校などの難関旧制高等学校などをはじめ、海軍諸学校(海軍兵学校海軍経理学校海軍機関学校)や陸軍士官学校にも多数の合格者を輩出した。

海軍兵学校の予備校的な存在であったため、戦後は連合国軍最高司令官総司令部により赤木校長は教職を追放される。しかし、構内には赤木校長の像や赤木苑があり、学年ごとに氏の名前にちなむ赤緑藍の3色(赤黄藍(アカギアイ)とする予定だったが、物資不足で黄色の色合いがよく出ず緑に変えられたという)に色分けされる、校内のオブジェのような塔が赤、黄、青の三色になっている、など現在もその影を留めている。

近年は公立高校の学区細分化などにより、進学実績が後退。しかし近年は、学区制の撤廃や独自入試が導入されるなどの入試改革が着々と進んでいる。2007年に神奈川県教育委員会から「学力向上進学重点校」に選ばれた。 

[編集] 年表

[編集] 全日制

[編集] 部活動・行事

野球部は1949年に全国高等学校野球選手権大会で全国優勝した。これ以前はもとより、神奈川の公立高校の全国優勝は2010年現在未達成である。(神奈川県の公立高校として夏の甲子園に出場した5校のうちの一つ) 西日本勢が圧倒していた当時、湘南高校の優勝は、深紅の大優勝旗が33年ぶりに箱根の山を越える「箱根越え」と言われた。選抜高等学校野球大会には2回出場。

サッカー部は1946年に全国優勝、1988年に全国ベスト16。1947年より毎年、筑波大附属高等学校との定期戦を行っている。

吹奏楽部は1952年に全国吹奏楽コンクールで全国優勝した。ここ数年は陸上競技部やフェンシング部等の活躍が目立つ。

部活動以外にも、体育祭、駅伝大会、文化祭等の行事が盛んに行われている。特に合唄コンクールや体育祭で五十年近くに渡り開催されている学年横断のクラス対抗仮装ダンス等は準備期間が夏休み中に及ぶ等規模の大きさで知られている。

埼玉県立浦和高等学校とは、交流を行っている。1956年から2002年までは、毎年5月中旬に、「湘南浦和対抗定期戦」(湘南高校では「浦高戦」、浦和高校では「湘南戦」と呼ばれる)として、毎年交互に往来して運動部=対抗戦、文化部=交流会を開催してきた。湘南新宿ライン運行開始によりイベント時に団体電車を走らせることが困難となって、2002年の第46回を最後に廃止されるに至ったものの、部単位の交流は続いている。

[編集] 教育課程

前期・後期の2期制で、70分授業を採用している。第2学年まではクラスごと、第3学年から文理の各コース別の授業になる。

いわゆる校則は存在せず、規則といえるものはバイク通学の禁止(免許取得は可)程度である。アルバイトも可能。制服は男子は黒の詰襟(ただし、ボタンは学校指定のものを着用)、女子は紺のブレザーが「標準服」と規定されているが、細かな形までは指定されていない。授業の進度が速いために自主学習が求められる。学制改革後まもなく男女共学校となった年の記念式典には、高等学校として異例なことに当時の文部大臣が出席し、女子教育への期待を述べた。近年は女子が生徒のおよそ半数を占める。

[編集] 入学試験

かつては横浜国立大学附属鎌倉中学校同附属横浜中学からの入学者が突出して多い時代もあったが、1976年に起きた横浜国立大学附属鎌倉中学校内申書事件以降、同附属中学校からの入学者は激減した。

1981年の学区細分化などにより、全国公立高校トップの進学実績は失われているが、学区制は2005年に廃止され、再び広範囲の中学校から生徒が集まるようになってきており、進学面での復権が注目されている。絶対評価の導入もあり、前期選抜では内申点が満点であっても不合格者が出ている。後期選抜では2007年度入試より自校作成問題を使用(独自入試)しており、内申点に加えて高い学力が要求される。

定時制

入学定員は全日制の約半分であり、規模は大きくなりつつある。新校舎に建て替えた際に全日制と定時制の使用場所を区切ったが、定時制の規模拡大に伴って全日制の教室も一部使用するようになった。4年制であるが、通常よりも早い15時30分からの授業を受けることにより3年間で卒業することも可能。2009年度より単位制に改編される。

[編集] 通信制

通信制課程は平成19年度末をもって横浜平沼高等学校の同課程と統合され、横浜修悠館高等学校に移管された。以下の記述は、かつての湘南高校通信制の記録である。

高校通信教育を実施する特性上、門戸が広く、同校全日制の倍以上の生徒を擁し(後述する少年工科学校からの集団入学を除いても全日制のそれより多い。)、その年齢や職業(平日は仕事をしている生徒もいる。)は様々である。面接授業(スクーリング)は日曜日と火曜日、そして木曜日(木曜日は自習による。)に主に定時制の教室を利用して行われる他、学校周辺のウォーキングや、各種教育・研究施設の見学などといった形で特設スクーリングが行われる。

又、運動部が非常に強く、軟式野球部が全国制覇をしている。

なお、本課程には個人のほか陸上自衛隊少年工科学校の生徒(陸上自衛隊生徒)が集団入学し、授業に際しては本課程の担当教員[1]が少年工科学校のある、武山駐屯地に出向いて授業を行う。そのため、本課程一般入学の生徒と少年工科学校の生徒が同じ教室で授業を受けることはない。

[編集] 施設

校歌に歌われるように、校舎は丘の上に建つ。当初計画では丘の下にあるグラウンド上に新校舎を建築、旧校舎所在地はグラウンドとして整備される予定であったが、卒業生や付近住民からの反対によって、校舎建設地は旧校舎の建っていた丘の上に変更された。

[編集] 校歌

校歌は、北原白秋作詞、山田耕筰作曲。

[編集] 同窓会

「湘友会誌」創刊号(1932年11月1日発行)。反戦記事により同3日発禁処分(内務省「出版警察報」51号14頁)。LC所蔵。

名称は「湘友会」。1926年(大正15年)3月4日設立。各地方や海外、クラブ別、企業別の支部も存在する。

[編集] 交通

  • 小田急江ノ島線 藤沢本町駅 徒歩7分

[編集] 高校関係者一覧

[編集] 脚注

  1. ^ 防衛省により採用された文官教官であり、湘南高校職員としての身分は非常勤講師

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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