吉田康弘 (映画監督)
吉田 康弘(よしだ やすひろ、1979年(昭和54年) - )は、日本の映画監督である。
大阪府出身。同志社大学卒業。吉本興業系の映像専門学校、なんばクリエイターファクトリー(NCF)で井筒和幸ゼミ第一期生として在学し、井筒作品の現場で鍛えられる。「ゲロッパ!」で初めて監督アシスタントを経験。助監督としてステップアップを重ね、2007年には「キトキト!」で監督デビューを果たす。若くして母を亡くしており、デビュー作ではその体験を描いている。
自主制作映画
監督作品
- キトキト!(2007年、脚本兼任)
- 旅立ちの島唄〜十五の春〜(2013年、脚本兼任)
- 江ノ島プリズム(2013年、脚本兼任)
- クジラのいた夏(2014年、脚本兼任)
- 埋もれる(2014年)
- びったれ!!!(2015年)
- バースデーカード(2016年、脚本兼任)[1]
主な助監督作品
- ゲロッパ!(2003年、井筒和幸監督)
- 村の写真集(2004年、三原光尋監督)
- 赤い月(2004年、テレビ東京)※テレビドラマ
- パッチギ!(2005年、井筒和幸監督)
- 雨の町(2005年、田中誠監督)
- 嫌われ松子の一生(2006年、中島哲也監督)
- フラガール(2006年、李相日監督)※演出部応援
- パッチギ! LOVE&PEACE(2007年、井筒和幸監督)※演出部応援
- 罪火(2014年、テレビ東京)※テレビドラマ
脚本作品
- ヒーローショー(2010、井筒和幸監督)
- 黄金を抱いて翔べ(2012、井筒和幸監督)
- 私が黄金を追う理由〜映画「黄金を抱いて翔べ」スペシャルドラマ〜(2012年、BeeTV)※携帯配信ドラマ
脚注
- ^ “橋本愛、宮崎あおいと娘母役で初共演 オリジナル脚本で描く王道の成長物語『バースデーカード』”. ORICON STYLE (2016年2月16日). 2016年2月16日閲覧。