吉岡太朗

吉岡太朗（よしおかたろう、1986年 - ）は、日本の歌人。

経歴

石川県小松市出身^[1]。2005年、井辻朱美の影響を受けて作歌をはじめ、京都文教大学在学中に京大短歌に入会^[1]^[2]。同会では笠木拓と同期^[3]。2007年、「六千万個の風鈴」30首で第50回短歌研究新人賞を受賞^[1]。2009年、同人誌「町」創刊に参加（2011年解散）^[4]。。

2014年、第一歌集『ひだりききの機械』刊行。2019年、第二歌集『世界樹の素描』刊行。SF・ファンタジー的な作風から出発したが、後に関西弁を導入した仏教思想的な作風を切り開いた^[5]。

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f 山田航編『桜前線開架宣言』左右社、2015年12月25日、208頁。ISBN 978-4-86528-133-0。
^ “『世界樹の素描』吉岡太朗”. 書肆侃侃房. 書肆侃侃房 (2019年). 2021年1月10日閲覧。
^ 土岐友浩「二〇〇九年の春」『ねむらない樹』第5号、書肆侃侃房、福岡、2020年8月1日、72頁、ISBN 978-4-86385-408-6。
^ 「同人紹介」『町』創刊号、町、2009年5月20日、71頁。
^ 後藤明日香 (20190705T170500+0900). “書評『世界樹の素描』吉岡太朗著〈週刊朝日〉”. AERA dot. (アエラドット). 2021年1月10日閲覧。