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北九州フィルム・コミッション

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北九州フィルム・コミッション(きたきゅうしゅうフィルム・コミッション、Kitakyushu Film CommissionKFC)は、福岡県北九州市における映画テレビドラマロケを誘致・協力する団体(フィルム・コミッション)。

概要

北九州市は明治時代からの工業都市であったが、昭和50年代には産業構造の変化によって元気を失いつつあった。そこで当時の市長である谷伍平は、様々な分野の人材を育てるべく企業に職員を派遣していた。 後に広報課長として北九州フィルム・コミッションを設立する安藤英和は電通に派遣され、そこで見たアンケートで、北九州市は生活環境がよいと評価されているにも関わらず、都市イメージがとても悪いことを知る事となった。
市の広報課に入った安藤は「北九州市の本当の姿を見て貰いたい」と考え、イメージアップを図る為にテレビや映画を誘致しようと考えた。そこで1989年春、日本におけるフィルム・コミッション(FC)のさきがけとなる「北九州市広報室イメージアップ班」を設置、現在のFCの基礎となるロケーション誘致・サポート業務を開始した。

その後イメージアップ班は段々と成長し、2000年9月27日に「北九州フィルム・コミッション」が設立された。

イメージアップ班の頃より、活動目的は「北九州市のイメージ向上」としている。北九州市のイメージが向上する事によって経済効果や観光・産業の振興に繋がり、何よりも市民の自信に繋がるとしている。

ジャパンフィルム・コミッション(JFC)九州ブロック代表。AFCI(国際フィルムコミッショナーズ協会)やAFCNet(アジア・フィルム・コミッションネットワーク)にも加盟している。

事務局

ロケ実績

直近5年間(2005年 - 2010年)は年間10件前後のロケを支援している。

※ロケ実績のリストについては北九州市#作品のうち、1989年以降のものを参照。

外部リンク