冨田一樹

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冨田 一樹(とみた かずき、1988年 - )は日本オルガニスト大阪府出身[1]

大阪音楽大学オルガン専攻を、最優秀賞を得て首席で卒業。同大学音楽専攻科オルガン専攻を終了。オルガンを土橋薫、ピアノを大竹道哉の各氏に師事。ドイツリューベック音楽大学英語版大学院オルガン科修士課程を最高得点で修了。オルガンをアルフィート・ガスト(聖ヤコビ教会オルガニスト)、古楽をハンス・ユルゲン・シュノールの各氏に師事。

2016年7月、ドイツ ライプィッヒ第20回バッハ国際コンクールのオルガン部門にて日本人初となる第一位と聴衆賞[2]を受賞。[3]

「摂津市教育文化功労賞」(2016年8月)、平成29年度「咲くやこの花賞(音楽部門)」(2017年12月)、「音楽クリティック・クラブ賞(奨励賞)」(2018年1月)を受賞。

MBSドキュメンタリー番組「情熱大陸」(2016年12月)に出演。

脚注[編集]

  1. ^ 毎日放送. “冨田一樹”. 2016年12月6日閲覧。
  2. ^ Internationaler Bach Wettbewerb. “Die Preisträger des Bach-Wettbewerbs 2016”. 2016年12月6日閲覧。
  3. ^ マイナビニュース. “邦人初!国際バッハコンクール優勝の28歳音楽家が奏でる“奇跡のオルガン””. 2016年12月6日閲覧。