全己盈
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獲得メダル | ||
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韓国 | ||
柔道 | ||
オリンピック | ||
金 | 1996 アトランタ | 86kg級 |
世界柔道選手権 | ||
金 | 1993 ハミルトン | 78kg級 |
金 | 1995 幕張 | 86kg級 |
金 | 1997 パリ | 86kg級 |
全 己盈(チョン・ギヨン、朝: 전기영、英: Jeon Ki-Young、1973年7月11日 - )は、韓国の男子柔道家。現役時代は86kg級の選手。
概要
1993年の世界選手権決勝では、オリンピックチャンピオンである吉田秀彦が腰を負傷してまともに戦える状況になかったという事情があったにせよ、その吉田を破って20歳にして優勝する。翌年は国内予選で尹東植に敗れてアジア大会に出場できなかったが、1995年にはそれまでの78kg級から86kg級に階級を上げて世界選手権代表になり、世界選手権決勝では同じく階級を上げてきた吉田に対して、今度は文句のない勝利を収めて2階級制覇を達成する。そしてアトランタオリンピックをも制する。さらに1997年には世界選手権で3連覇を達成する。受けはそれほど強い方ではなく、国際大会では度々敗れていたものの、世界大会ではきっちり仕上げて結果を残した。2011年現在、韓国の柔道史上最も成功した選手と言える。得意技は背負投、内股、大外刈。
2003年にはアントニオ猪木から当時総合格闘技に転進していた吉田秀彦との異種格闘技戦の話を持ちかけられたが、そちらの方面に進む気はないとして断った[1]。
主な戦績
オリンピック 優勝 86キロ級(1996年)
世界柔道選手権大会 優勝 78キロ級(1993年) 86キロ級(1995年、1997年)
フランス国際 優勝 78キロ級(1993年) 86キロ級(1997年)
ドイツ国際 優勝 78キロ級(1994年)
アジア柔道選手権大会 優勝 86キロ級(1995年) 3位 86キロ級(1996年)
東アジア競技大会 2位 86キロ級(1997年)
脚注
- ^ 柔道界のスター全己盈氏、猪木氏のスカウト断る 中央日報 2003年11月6日